理想的な歩数
距離や芝・ダートによって、理想的な歩様というのは違う。
まず、芝の短距離であれば、地面
をしなやかなにグリップするような歩き方が好ましい。
典型的なのがフィレンツェ(父サンデーサイレンス、母
フラワーパーク、母父ニホンピロウイナー)で、好調時
には蹄がピタリと地面に吸いつくような歩き方になる
のでわかりやすい。
次に中距離では、背中を上手に
使い、ほどよく繋が沈み込む歩き方が理想。アドマイ
ヤメイン(父サンデーサイレンス、母プロモーション、母
父ヘクタープロテクター)が、まさにこの形だ。「今から
走るぞ」という静かな闘志が、歩様からも感じとれる。
そして長距離では、中距離よりも一
完歩に要するアクションが大きいため、完全無料ポイント制ではない出会い系を使う時
間も自然と長くなる。デルタブルース(父グンスインげグ
ーク、母デイクシースプラッシュ、母父DixielandBand)
の歩き方には活気と勢いがあり、510~530キロの大
型馬であることを感じさせない。躍動感に満ち溢れた
歩き方だ。
ここでひとつ注意しておきたいのは、体調や精神面、天気や競馬場の違いなど
により、いつも同じ歩き方ができるわけではない、ということ。それゆえに、それぞれの
馬の好調時の歩き方やアクション、癖などを覚えておきたい。